「一日が48時間あればいいなー」なんて、あなたも一度は思ったことがありますよね。
私なんて一度どころか、自分が狂いそうな程頭の中でリピートしまくってました。
もし一日が48時間になったら、仕事をしてても帰宅してからゲームをやって、読書をして、疲れたら思う存分寝る...。自由時間が充実すれば、仕事のモチベーションも上がるでしょう。
そんな夢物語は今ままで妄想の中に留まっていました。
でも、一冊の本を読んで内容を実践するだけで、夢物語を体感的に実現する方法があるんです。
私が読んだ本は「神・時間術」
っていうか、鼻で笑いながらも読んだということは心のどこかで「マジか!この本神じゃね!?」と思っていたんでしょうね。
素直になれない自分をPP枯れるまでおうふくビンタしたい。全部5回ヒットで。※ポケモンわかる人にしかわからない全然おもしろくないネタです
まあ、前置きはこの辺にして「神・時間術」を読んだので紹介したいと思います。
あなたも作業効率を大幅に上げて、24時間を2倍にしたいのであれば是非本書を読んで参考にして欲しいと思います。
神・時間術
「神・時間術」は簡単にまとめると、脳のパフォーマンスを最大限に引き出すことで作業効率を向上させ、一日の中でできることを人の倍増やすという考えです。
人間の脳は時間帯や疲労感によってパフォーマンスが大きく変わります。
朝・昼・夜でそれぞれの時間帯に適した脳の使い方がありますし、疲労が溜まってきた時の過ごし方でその後のパフォーマンスに大きく影響を与えてしまうんです。
特に朝のゴールデンタイムの使い方、集中力の定期的なリセット、夜の寝る前の過ごし方、この3つを意識するだけでも格段に作業効率は変わります。
私はこの一冊を読んで、自分の日常生活が無駄だらけで、一日を24時間どころか16時間ぐらいにしていることに気づいたんです。
ただでさえ要領も良くないのに、さらに時間を無題にした生活をしているなんて、長期的に考えると人生の時間を捨ててるようなもんですよね。
まあ、早めにこの事実に気づけただけでも収穫ありですが、さらに一日の時間を増やせるなんてこの本に出会えて良かったです。
作者の樺沢紫苑さんについて
作者の樺沢紫苑さんは精神科医です。精神科医になって感じた、やることがたくさんあって追いつかない中どうすれば作業効率を大幅に上げて処理できるかの答えを実体験を元として「神・時間術」にまとめています。
また、経歴の一例を挙げると、アメリカシカゴのイリノイ大学に3年間留学した経験もあり、著書の中では日本人とアメリカ人の時間に関する違いなども自身の経験を踏まえて比較しています。
ここを簡単に説明すると、
アメリカ人「残業?そんなに働いて家族との時間は大切にしないのかい?」
日本人「家族は後回し...。とにかく会社のために働かなくては。」
こんな感じです。
これだけ聞くと、日本人の人生って会社に道具として使われてるようなもんですよね。超絶ブラックだともはや奴隷という言い方が適してるでしょう。
その反対にアメリカ人は残業はそこまで必死にするものとは考えていないようです。でも、その分朝の時間を大切にする習慣があるみたいです。
内容を全て話して営業妨害だと言われると嫌なので詳しくは話しませんが、気になった方は是非本書を読んでください。
残業大国の日本でも残業をせずに、家族との時間を作ることができるようになります。
朝は脳のゴールデンタイム
朝起きてからの2〜3時間は、一日の中で脳のパフォーマンスを最高に発揮できる時間帯になります。
寝ている間に記憶は整理されて、真っ白な状態ですからね。
この時間を有効に使うことで、作業量が大幅にアップします。勉強するもよし、書類を作成するもよし、あなたが捗らせたい作業をこの時間に当ててください。
間違っても、新聞を読みながらコーヒーを飲んでゆっくりしたり、メールチェックに時間を費やし過ぎるなんてことは無いようにしましょう。
朝起きてからということは仕事に行くまでの時間も含まれますので、フルに使える人なんていません。ただでさえ、時間が限られるゴールデンタイムに無駄な作業は一切省くべきなんです。
朝が苦手でなかなか起きられないという人のために、「神・時間術」には朝シャキッとできる○つの方法も記載されているので是非参考にしてみてください。
最高のパフォーマンスには集中力のリセットが重要
最高のパフォーマンスを発揮するためには、定期的に集中力をリセットすることが重要です。
何時間もぶっ続けで作業していると、体は動いても脳の働きは低下し続けているんです。
集中力を上手にリセットするために、昼休みの昼食の取り方、正しい仮眠の取り方、簡単に集中力をリセットする方法などが本書では紹介されています。
普段のあなたの昼休みの過ごし方は、気分をリフレッシュして集中力をリセットできているでしょうか?
その答えはここでは出ないと思います。
「神・時間術」を読んで、あなたの昼休みの過ごし方と比較し、最高の昼休みを手に入れてください。
昼からも仕事だという憂鬱感が吹き飛び、活き活きと仕事ができるようになりますよ。
夜寝る前の時間は次の日に繋がる大事な時間
夜寝る前の時間は、翌日のパフォーマンスに直結する大事な時間です。
寝る前の時間の使い方を誤ると、翌日の出だしから躓くことになります。
特に睡眠時間に関しては、6時間睡眠ですら翌朝の脳のパフォーマンスが低下するというデータがあります。
本書では夜の睡眠の質を上げるための寝るまでの過ごし方、寝る前の大事にしたい15分、夜に適した運動などが詳しく説明されています。
作業効率を上げるだけではなく、あなたが夜眠れないことで悩んでいる時にも参考できる睡眠効率を向上させる一冊にもなるので一石二鳥ですね。
この本を読むことで得られるメリット
- ゴールデンタイムの使い方を覚えて、朝の作業効率を大幅アップ
- 集中力のリセットを上手にできるようになり、一日を通して常に最高のパフォーマンスを発揮可能
- 就寝前の時間の使い方を覚えて、質の高い睡眠と翌朝最高のスタートダッシュをGET
- 作業効率を大幅にUpする方法を身につけ、一日の中で人の倍以上に作業可能
- あなたの24時間が科学的に2倍になり、好きなことをできる自由時間を創出可能
まとめ
「一日が24時間以上あればいいのに。」というのは誰でも思うことです。
でもそれは現実では不可能ですよね?
この不可能を可能にするためには、作業効率を大幅に上げて一日の中でできることを増やす必要があります。
時間が伸びないのであればできることを増やす。できることが増えれば、一日が伸びたのと一緒なんです。
恐らくあなたの一日には無駄があります。あなただけではなく、この世には人生の時間を無駄にしている人は数え切れないほどいることでしょう。
その人達には手遅れになる前に、早めに人生を無駄にしていることに気づいて欲しいですし、できるだけ好きなことに時間を費やせる人生を送って欲しいと思っています。
今回の記事では本書に関して10分の2も紹介していないので、「神・時間術」を完璧にマスターしたい方は是非読んでみてください。あなたにとって間違いなく有益な一冊になりますから。